『精力・活力・テストステロンに40代からの男の亜鉛習慣』食事とサプリでできる簡単対策
亜鉛は体に良いということを、よく見聞きするかもしれません。
しかし、どのように体に良いのか知っているでしょうか。
実は、男性にとって「亜鉛」は非常に重要な栄養素なんです。
『頭髪』『性欲』『ED(勃起障害)』このうちどれかに異常はありませんか?
もし何かしらトラブルがあるのであれば、それは亜鉛不足が関係しているかもしれません。
今回は奥の深い亜鉛をテーマに深掘りし、食事とサプリで出来る簡単対策を紹介していきます。
まずは知りたい! 亜鉛って何?
亜鉛は、マグネシウムやカルシウムと同じミネラルの1種です。
亜鉛をはじめ、ミネラルは私たちが健康を維持していくために必要な栄養素なんです
亜鉛はわたしたちの体の全身の細胞内に存在していて、細胞の成長や分裂、タンパク質やDNAの合成、免疫機能、生殖機能など、役割は多岐にわたる大切な栄養素です。
そうなんです、亜鉛は私たちが生きる上で無くてはならない存在なんです。 この亜鉛、わたしたちの体に存在してはいるのですが、体内で作ることができないので、食べ物から摂取する必要があります。
亜鉛が不足してしまうといろいろな体のトラブルに繋がってしまいます。
精力・活力・テストステロンと亜鉛の関係
精力
亜鉛は、前立腺や精子に多くに含まれていて、性ホルモンの合成や精子の生成などに深く関係しています。
亜鉛が不足してしまうと性的な機能が低下する可能性があります。
このようなことから亜鉛は別名、「セックスミネラル」とも呼ばれています。
活力
いつまでも健康で若々しくありたいとは誰しもが思うもの。
亜鉛が不足すると疲れやすくなったり、倦怠感などに関係してきます。
体に必要な亜鉛を摂り入れ、活力の低下を防ぎましょう。
テストステロン
テストステロンとはなかなか聞き慣れない言葉ですよね。
テストステロンとは男性ホルモンで、筋肉の発達や性欲の促進、勃起機能の維持などの働きをする重要な性ホルモンです。
亜鉛が不足するとテストステロンの分泌量が低下してしまいます。
男の亜鉛不足は恐ろしい!? 当てはまったら亜鉛不足?

もしかすると、以下のようなことで困ってはいないでしょうか。
もしかすると、以下のようなことで困ってはいないでしょうか。
『性欲が落ちてきた』『ED ( 勃起障害 ) がある』『髪が薄くなってきた』
どれも男性にとって重要な問題ですよね。
これに当てはまるからと言って全て亜鉛が原因とは言い切れないですが、亜鉛不足が関係している可能性はあります。
性欲減退とED(勃起障害)
亜鉛不足と、男性ホルモンであるテストステロンの分泌の低下は関係があるとされています。
亜鉛不足によってテストステロンの分泌が低下することにより、性欲減退やED (勃起障害) を引き起こす可能性があります。
また、亜鉛は精子の生成にも深く関与しており、亜鉛不足になると精子の量や質が低下してしまいます。
参考: Zinc status and serum testosterone levels of healthy adults
薄毛
ケラチンの合成と亜鉛
髪の毛の約90%以上はタンパク質からできており、髪の主成分である「ケラチン」はアミノ酸をもとに作られます。
このケラチンは髪を作り出すのに無くてはならない存在で、ケラチンを合成するために、亜鉛が必要になります。
ヘアサイクルを整える
亜鉛はヘアサイクルを整える役割を果たしています。
わたしたちの髪は、成長期、退行期、休止期という周期で生え変わります。
亜鉛が不足してしまうとこのヘアサイクルが乱れてしまい、成長期が短くなり、薄毛・抜け毛の原因になってしまうことがあります。
AGA(男性型脱毛症)
AGA(男性型脱毛症) は、悪玉男性ホルモンが原因で発症するといわれています。
ジヒドロテストステロン(DHT) という悪玉男性ホルモンは、男性ホルモンであるテストステロンが「5αリダクターゼ」という酵素によって変化します。
このジヒドロテストステロン(DHT) が、毛母細胞に結合することによって、正常な毛髪サイクルを乱してしまい、薄毛・抜け毛が進むとされています。
亜鉛は、この5αリダクターゼの働きを抑制する働きがあるため、AGAの進行を抑える効果が期待できます。
普段の食事から摂取す!!40代から始める! 男の亜鉛習慣

亜鉛は体内で生成できないため、普段の食事から摂取する必要があります。ここでは亜鉛が多く含まれている食材を紹介していきます。
牡蠣、ほたて、あさり
食材の中で群を抜いて亜鉛含有量が多いのが、牡蠣です。
殻付きであれば洗ってそのまま電子レンジで調理してもいいですし、剥き身であればアルミホイルでくるんでフライパンでホイル焼きもおすすめです。
赤身の肉とレバー
牛の赤身の肉やレバー(牛、豚、鶏) は亜鉛含有量が高いです。
またタンパク質も豊富なので積極的に摂取したい食材です。
卵と乳製品
卵の黄身やチーズなどの乳製品にも亜鉛は含まれています。
摂取しやすい食材なので、毎日の食事に取り入れていきましょう。
大豆製品とナッツ類
納豆や豆腐、カシューナッツやアーモンドなどにも亜鉛が含まれています。
間食したい時に、ナッツを取り入れることで亜鉛を摂取できます。
魚
かたくちイワシ、しらす干しなどの魚にも亜鉛が含まれています。
イワシやしらすなどはカルシウム、ビタミンD、タンパク質が豊富です。
亜鉛不足を解消! 食事から摂取するためのポイント

効果的な摂取方法
亜鉛の吸収を高める方法があります。
それは、ビタミンCやクエン酸、動物性たんぱく質と一緒に摂取することです。
柑橘類や肉、魚、卵などと一緒に摂取するのがポイントです。
吸収を阻害してしまう食べ物
食品添加物
コンビニ食品や加工食品には、ポリリン酸やリン酸塩という食品添加物が含まれていることが多いです。
ポリリン酸やリン酸塩などの食品添加物は亜鉛の吸収を妨げてしまうので、注意しましょう。
毎日、加工食品を食べている人は食生活の見直しが必要です。
アルコール
アルコールは利尿作用があります。
そのため排泄過剰となり、せっかく取り込んだ亜鉛が体の外に排出されてしまいます。
また、アルコールの代謝のために亜鉛が使われてしまうので、毎晩飲酒をする人は亜鉛が不足しがちです。
食物繊維
フィチン酸を多く含む食材、全粒穀物や豆類などと一緒に摂取してしまうと、亜鉛吸収が阻害されてしまうことがあります。
吸収されなかった亜鉛は、そのまま体の外に排出されます。
亜鉛の1日の摂取目安
推奨されている1日の摂取量は『成人男性で11mg (成人女性で8mg)』です
数字だけを見ても分かりにくいので、食材ごとに亜鉛含有量を見てみましょう。
・牡蠣1個(約20㎎) だと、亜鉛含有量は約2.8㎎
・豚レバー(生) 100㎎だと、亜鉛含有量は約6.9㎎
・しらす干し100gあたりだと、亜鉛含有量は約3㎎
過剰摂取には注意
髪の毛や男性機能に効果があるからと言って、摂り過ぎはやはり問題です。
亜鉛の過剰摂取は、体に異常をきたし、急性亜鉛中毒になる可能性があります。
吐き気や胃障害、目まいなどの症状が現れます。
推奨されている1日の摂取量を守って、摂り入れていきましょう。
毎日の摂取は難しい。
亜鉛が多く含まれている食材などを紹介してきましたが、牡蠣やレバーを毎日食べると、もちろん飽きてしまいますし、調理も大変です。
それに1日の推奨量を満たすには、量も食べなくてはなりません。
日々忙しい生活を送る現代人が毎日、亜鉛の摂取量を満たす食事をするというのはなかなか難しいものがあります。
しかし、サプリメントであれば手軽に摂取できて、足りない亜鉛を補給できます。
手軽さは何物にも勝る! 亜鉛サプリ

サプリメントで有名なNOW Foods社が手掛ける男性機能をサポートするサプリメント「テストジャック 100」不足しがちな亜鉛が含まれており、その他男性機能を高めるとされる有効成分が含まれているサプリメントです。
サプリであれば忙しい毎日でも、体に必要な亜鉛を手軽に摂取できます。
テストジャックは勃起力(勃起不全:ED)や精力・性欲などを改善するための男性器に特化したサプリです。
亜鉛やビタミンB6、マグネシウムの他トンカットアリ、ハマビシ、マカ、イカリ草など天然成分が配合されているため、男性の性機能全般を高める効果が期待できます。
製造元のナウフーズ社はアメリカのイリノイ州ブルーミングデールに本拠地を置くヘルスケア関連会社で、50年以上長く続くアメリカの老舗サプリメーカーです。